31歳でホストなってみた【やってみて良かった】楽しかった
はじめに
ぼくが31歳から2年間ホストをしていた時の事を書きます。
ホストを始めようと思った理由としては、
女の子と話したり出会いが欲しかったとかモテたかったとかそんな感じです。
やってみていい経験が出来たし楽しかったです。
ぼくのお客さんからではないですが、お祝いのケーキを頂いたりしました。
ハロウィンイベントでゾンビになる事もありました。
ぼくの性格
ホストするくらいだからテンション高そうとか思うかもしれません。
ホストとして働いている時はそのように振舞っていました。
ですが、根は大人しくて無口なほうです。
昔のぼく
学生の頃は女の子と目も合わせられない恥ずかしがりでした。
ゲームばかりやっていて友達との交流は無くなりましたし、
当時やっていたネトゲは大体ぼっちプレイでした。
当時のぼくはホストをひどい仕事だと思ってたし、
自分の性格的に出来ないだろうし、やりたくもないと思ってました。
ちなみに31歳まで童貞の魔法使いでもありました。
そんな感じでした。
ホストになった時
色々あってナンパを出来るまでに成長していました。
女の子の目も見れるようになりました!(笑)
自分としては話せなかった時よりも、良い方に変わったと思っています。
働くまで
お店のサイトを見て、電話で問い合わせました。
履歴書を持って面談をし、店のシステムや接客マナーを教えてもらい、
そのまま体験入店までさせてもらいました。
体験入店
ホストがどういうものか働いて体験させてもらえます。
ぼくはヘルプとして席に着かせて貰いましたが、
どういう会話をすればいいのかとか全然わからず、
正直まったく話せませんでした。
仕事としては、酒を飲んで話しをするという感じなので、
こういう仕事もあるんだなという感じですね。
体験入店でもお金が貰える
体験入店でも日当としてお金が貰えます。
複数の店を体験入店する人も居るようですが、
ぼくは体験入店した店でそのまま働かせてもらう事にしました。
他の店で働いていないので何とも言えない事ですが、
大きい店の方がお客さんの来店も多いのかなと思います。
勤務時間
お店によりますが、ぼくが働いたホストクラブは朝営業(5時~11時と思う)でした。
在籍中に店名が変わり、それに伴い夜営業(18時~0時)になりました。
休みは週一日でした。
朝営業(朝5時~11時営業)
風俗関係のお客さんがターゲットらしいです。
出勤時間は深夜の2時とかでした。
ぼくは離れた所に住んでいたので電車を利用し、終電で出勤していました。
終電で通うと出勤時間まで時間が余っていました。
深夜なので歩いてる人はほぼ居ませんでしたので、
声をかけれそうな人もほぼ居なかったと思います。
夜営業(18時~0時営業)
一般のお客さんがターゲットらしいです。
出勤時間は16時とかでした。
ぼくは夜に寝たいので夜営業が良かったです。
夜営業の場合、終わってから終電に間に合わない問題もあったので、
徒歩で行けるくらいの近くに引っ越しました。
ただ、酔っぱらった時は物を無くす(捨てる?)ので、
記憶があるうちにタクシーで帰った方がいいですね(;^ω^)
出勤時間の前には、たまにキャッチをしていました。
キャッチする時には声掛けの場所の問題もあるので、
事前に店の人に場所の確認をしておきましょう。
出勤後から営業時間まで
店の営業時間までは自由時間もありますが、
掃除、グラス洗い、髪のセット、買い出し、シャンパンコールの練習などがありました。
自由時間にはご飯を食べたり、化粧をしたり、お客さんに連絡したりしました。
髪のセット
店に来て髪のセットをしてくれる人がいて、
1000円払ってセットしてもらってました。
自分で髪のセットをしていた事もありますが、
頭の後ろ側が出来ておらず、見た目もうまく出来てなかったようなので、
お客さんに失礼という事でお金を払ってセットしてもらいました。
シャンパンコール
高いお酒を入れてもらった時にみんなでする歌みたいなものです。
メインで歌う人と、合いの手を入れるサブがあります。
シャンパンコールの練習中に録音させてもらったのを、
家に居る時、時間がある時に聞いて練習してました。
メインは慣れるまでやる事はないかもしれません。
サブはメインに続いて合いの手を入れるくらいなので楽です。
化粧
化粧は大体のスタッフはしていました。見た目も結構変わります。
ぼくもそれまでは化粧した事は無かったので抵抗がありましたが、
下地、ファンデーション、コンシーラーなどを塗ってました。
化粧するとヒゲ剃り後の青いのが分からなくなる感じでした。
ですが店内は薄暗かったので、そこまで見えてなかったと思います。
あとは眉毛を描いたり、カラコンを付けてました。
すっぴんだと眉毛がほぼ無い人も居ました(笑)
酒を飲むのが仕事
店の先輩には「ホストは酒を飲むのが仕事」と言われました。
ぼくは普段酒を飲まず、好きでもありません。
主にホストをしていた間しか酒を飲んでいません。
最初は自分のお客さんも居ませんし、
ヘルプとして付いた席では、その席のお酒を頂きます。
苦手な酒であっても好き嫌いは出来ません。
それまで酒を飲んで来なかったぼくです。
始めたての頃の酒は量も飲めず、すぐ気持ち悪くなり、
飲んでトイレで指を突っ込んで吐いての繰り返しでした。
ですが、ホストを続けるうちに酒に強くなったようで、
気持ち悪くなる事もなく、量も飲めるようになりました。
酒を飲んだ後のケア
ただ、飲んだ後で記憶を無くす事や、二日酔いになる事もあります。
強めの酒を一気に飲んだりして、後でやばいかなって時にはわざと吐いてましたが、
平気な振りをして酒を飲んでいると、気付いたら潰れてたりもしました。
先輩方で吐く人はほぼ居なかったようですが、
席から離れたら吐いたり、水を飲むのが良いと思います。
二日酔いの時には水をがぶ飲みして、早く回復するようにしてました。
先輩の心意気
自分のお客さんの席の場合、人によっては酒ではなくお茶などを飲む事もあるようで、
ぼくもそのようにしようと思った事がありました。
そんな時先輩から、
「ホストは酒を飲んでなんぼ。酒を飲まないホストはだせえ」
と言われました。
自分もそうあるべきだと考えを改め、酒を飲みました。
・・・ぼくは味付きの酒を飲んでましたけども( ´_ゝ`)
体調が悪い時はみなさん無理しないでください
お店の外では奢る
個人的に、ホストは女性から奢ってもらうヒモのイメージがありました。
ぼくもそういう経験をしたいとも思いました。
先輩の教え
ある時先輩から、
「客は大金を払って店に来ているんだから、外では金を出させるな」
と教えられました。
自分もそうあるべきだと思い、考えを改めました。
対して金はありませんでしたが、外ではカッコつけて奢るようにしていました。
バイト掛け持ち
恥ずかしながらぼくは、売り上げもさほどなく稼げていなかったので、
週5で8時半~14時でホテルの客室清掃のバイトをしていました。
二日酔いで辛い日もありましたが、
動き回る仕事だったので眠くならずに済みました(笑)
当時のスケジュール
1時~5時 睡眠
5時~8時半 起床、風呂、食事、趣味、バイトの支度
8時半~14時 バイト
14時~16時 ホストの支度、趣味、キャッチとか
16時~0時 ホスト
掛け持ちの日は大体こんな感じでした。
ぼくの客は大体キャッチ
お客さんから気に入られたスタッフは連絡先を交換する機会がありますが、
ぼくはほぼ選ばれませんでした。
ぼくは休みの日や空いている時間に、ナンパという名目でキャッチをしていました。
そう簡単に店に来てくれるとか、うまくいく事も滅多にないですけど、
ぼくの客は外でキャッチをした人がほとんどでした。
辞める人も多い?
ぼくの居た店は小さい方だと思いますが、
働き始めた時でスタッフは10人ほどでした。
ぼくは2年で辞めましたが、その間辞めたスタッフも10人ほどいました。
スタッフの写真
サイトに載せる画像や、店内に表示される写真は専門の店で撮影します。
撮られる時のポーズは分からないので、どんなポーズがいいのか聞いて教えてもらっていました。
その後、写真は修正されて実物よりきれいな顔になってます。
元の写真のほうれい線とかは消えてました(笑)
修正した画像を見た家族からは別人と言われました(;・∀・)
さいごに
ぼくはホストとして働けた事はいい経験になりました。
ただ、売り上げは自分次第なので、ぼくは努力が足りなかったです。
他の人を見て、なんでもするという覚悟が足りなかったと感じました。
ぼくは積極性に欠けていました。
どうせやるなら稼いだ方が自信にも自慢にもなると思います。
無理せず体調にも気を付けて働いてくださいね!