楽しい街コンに行ったと思ったら敗北してきた【ありのまま起こった事を話すぜ!】
出会いが無い!
・・そうだ!
街コン行ってみよう!!
そんな、夢と希望に満ち溢れた30半ばだったオッサンの話を書きます。
聞くも涙、語るも涙・・でもないですが、ありのまま起こった事を、曖昧な部分もありますが、ノンフィクションで書いていきます。
ぼくが参加したのは、参加した男女が個室で1対1の話をする街コンでした。
街コンとは?
男女で楽しく話をし、連絡先を交換したり、交換出来なかったり、
その後、キャッキャウフフしたり、しなかったりするやつです多分。
・・大体合ってると思います。
街コンの選択
街コンは、色々種類がある中から自分で選べます。
- 日にちや時間帯や会場
- 年齢が男性30~40歳、女性25~35歳など
- アニメ好きや動物好きなど共通点のある集まりだったり
- 街コンの種類で参加費に幅が有ったり
- 年収〇〇以上限定などの制限があったり
ぼくは自分の年齢に当てはまる普通の街コンっぽいのを選びました。
相手の女性は普通の人が良いと思ったからです。
アニメは好きですがそこまで詳しくないにわかですし、
動物好きっていうのはなんかわざとらしい気がします。
そして、 \定員のこりわずか!/
みたいな、人数が多く集まっていそうな表示を見逃さない徹底ぶりです。
街コンの申込はオンラインだったので事前に支払いを済ませ、
来たる決戦(街コン)に備えました。
ぼくの楽しい街コン 上
そして・・・
街コン当日。
・・街コン開始時間が近づき始め、
ぼくも会場の近くまで来ていました。
会場の場所を再確認しようと携帯を見てみると、
気付きませんでしたがメールが届いてました。(結構前に)
受信メールさん
「 人数が集まらないだかでキャンセルになるよ! 」
「 お金も返金するよ! 」
・・えっ??
記憶では、
\定員のこりわずか!/
を選んでた気がするけど・・、
・・選んでなかったかな。勘違いだったのかな。
・・まぁ、、仕方無いか・・。
・・こうして、
ぼくの夢と希望に満ちた楽しい街コンはまぼろしと消え、
やり場の無い、煮え切らない気持ちで帰路についたのでした。
そして、
ぼくはこのあと、
別の街コンに申し込みをした。
ぼくの楽しい街コン 中
『街コン行ってみたい』という、
その熱い気持ちは、
けっして、
だれにも止めることは、
出来ないんじゃないかなぁ。 はるを
前回の、まぼろしとなった街コンと同じく、
今度の街コンもまた、普通っぽい街コンを選ぶ事にした。
なぜならぼくは、
「普通の女性と話がしてみたかったのだ。」
そして、もちろん。今回も、
「 \定員のこりわずか!/ 」
みたいなのを選ぶことに抜かりはない。
きっと、前回はまぼろしの出来事だったんだろう。
\定員のこりわずか!/ さえ選べば、
何も、問題は無いだろう・・・。
だって、言い換えれば、
\無双してください!/ と言っているようなものだ。
素敵な情報をありがとう。
・・もはや、勝ちも同然である。
・・そして。
本当の街コン当日!
ぼくは会場の建物へたどり着いた。
早く会場に入りすぎるのもあれだし、
面接の時は指定時間の5分前に行く方が良いと見たので、
時間を意識して会場へ入る紳士ぶりである。
・・5分前に入るのが正しいのかは不明である。
そして受付をしてもらった。
受付は女性だった。
なんか、
恥ずかしかったのである。
そして、個室へ案内されると、
横並びの席で、そこにすでに女性が座っていた。
ぼくは女性に気を遣い、
あえて、女性の方を見ないようにした。
そして、進行役の楽しそうな感じのアナウンスが流れる。
アプリの説明やら、プロフィールカードだかを書く際の説明をしている。
アプリの説明はよくわからんかったので、
横並びの席の、先に座っていた女性に聞いた。
顔は見なかったが親切に教えてくれた。
・・・おわかり頂けただろうか?
ぼくは『街コン開始前にコミュニケーション』を取ることで、
『圧倒的なアドバンテージ』を取る事に成功したのだ。
他の大勢の男性参加者達には悪いが、
席に着いた瞬間から、
もう、戦いは始まっているのだ・・・。
・・そして、
楽しい街コンの始まりである!!
最初の女性(既に座ってた人)は、「隣の県から来た」という事しか覚えていない。
隣の県では街コンの会場が無いとかだったか忘れたが、
・・遠い所からわざわざご苦労様である。
そして、アナウンスで席を移動する。
女性は席に座ったままで、
男性が別の席へ移動する。
次の席の女性については、もはや何も覚えていない。
街コンとはそういうものだと思うし、
ぼくも人の名前とか覚えられんとです・・。
そしてまた、席を移動する。
が、今度は誰もいない。
人数調整なのだろうか。
一人で座っているとスタッフが来た。
スタッフが話し相手になってくれるわけではない。
「この後も街コンがありますがどうですか?」
とか聞きに来たんだったかと思う。
そして。
アナウンスが流れる。
進行役
「楽しい時間は終わってしまいました」
とかなんとか。
ん??
進行役
「気に入った人の番号を書いてください」
とかなんとか。
え?
・・・お分かり頂けただろうか。
「 全 員 と 話 を 終 え た 」
のである。
今回参加した街コンは、
男性3、女性2だかの、
ビッグなパーリーだったのだ。
この時点でオチみたいになってしまったが、まだ終わりではない。
始まってすぐ終わったけど、まだ終わりではない。
まだ最後に、回収された番号の、
『カップル発表』
が残っている。
・・・こんなことを言うと相手女性に失礼だが、
女性が二人だったからか特にぼくのタイプの人は居なかった。
ぼくはもはや選ばれなくても良いと思っていた。
選ばれたらこの後どうするか考えていた。
そして・・。
進行役
「 \あんたじゃない番号がカップルだよ!/ 」
・・・ぼくはほっとしたのか、
それとも、やっぱり残念だったのか、よくわからない。
選ばれなかった女性の気持ちを考えてたのかもしれない。
それよりもぼくは、不完全燃焼というか、もやもやしていた。
それもそうだろう。騙された感じすらある。
・・人めっちゃ少ないやん!!
スタッフが来たとき、ぼくは文句を言った。
スタッフは謝った。が、しかしそれでも営業してきた。
「別の時間帯だと人数が多くて、安く参加できるのでどうですか?」・・と。
・・仕事熱心なのか分からないが本当に呆れたスタッフだ・・・。
『街コン2回戦』参加しますか?
⇒ はい
いいえ
・・ぼくはカモになる事を選んだ。
だって、『ぼくの信じた街コン』はこんなもんじゃないはずだ。
そしてこのあと、うれしい誤算があった。
先に言ってしまうが、
なんと、次の街コンは、
『男8:女7』くらいの、
先ほどの3倍もある、『大規模な街コン』だったのだ。
そして、次の街コンを機に、
ぼくは、街コンを卒業するのである。
ぼくの楽しい街コン 下
次の街コンも同日に行われた。
参加した街コンから2,3時間後とかだったと思う。
僕は前回同様、会場には時間前に辿り着いたが、
前回とは違った事実に驚愕した。
なんと、入口に人が混み合っていたのだ。
そして受付で、街コンの参加費を支払う。
街コン1回目の支払いはオンライン決済だったが、
ぼくは、1回戦をくぐり抜けた猛者である。
前回の街コンの最後にスタッフから渡された、
安く参加できる魔法のチケットを手に入れているのだ。
同じ戦場にやってきたぼくは、『街コン参加2回目のベテラン』となっていた。
でもやっぱり、
なんか、
恥ずかしかったのである。
今回のイベントは、
入口が混んでいた事からも分かるように、
すごく期待が持てた。
「これが・・・、街コン!!」
と気持ちが昂っていただろう。
席に着き、1回目と同じように説明を受け、
2回目のぼくは、ドヤ顔でプロフィールカードを仕上げる。
・・そして、
楽しい街コン第2回戦の始まりである!!
今回の女性とのトークタイムは、
およそ3分程?しかなかったと思う。
時間が短く、すぐ移動という感じだ。
だがそれも仕方ない。なぜなら、
男8:女7くらいの、
先ほどの3倍もある大規模なものだからだ。
そして申し訳ないが、
女性との話の内容は全然覚えていない。
女性の年齢が、
「年齢制限の高い方ギリギリくらいが何人かいたな」というのは覚えている。
ぼくもオッサンなので人の事は言えませんが。
そして、すべての席を回り終えたようで、
楽しい街コンが終わりであることを告げられる。
ぼくは・・満足していた。
なにせ、1回目の3倍は楽しめただろうから。
あとは、このあとで、
『カップル発表で呼ばれる』
というお楽しみまで残っている。
ワクワクが止まらなかった。
そして、回収された番号が読み上げられる。
進行役
「 \何番さんと何番さんおめでとう/ 」
ぼくではない。
そうして・・次々とぼく以外の番号が呼ばれていく。
何組かのカップルが誕生した。
・・そして。
進行役
「 \番号を呼ばれると思った?/ 」
「 \残念!あんたの番号はないよ!/ 」
・・これが・・・現実である。
『ぼくは、誰ともカップルになれなかった。』
また、1回目と同じように席へスタッフが来て、
別のイベントがあることを教えてくれた。
街コン3回戦参加しますか?
はい
⇒ いいえ
ぼくは、『NO』と言えるまでに『この短期間で成長』していた。
もう、街コンへの未練も思い残すこともなかった。
なにせ、1回目の3倍の規模もの街コンを、
楽しむことが出来たのだから・・。
そして、連絡が来るかもしれないとせっせと書いた『LINE』の番号も、
期待も虚しく、誰からの連絡も来る事は無かったのだった。
・・こうして、ぼくの街コンは終わりを告げた・・。
ぼくの思い描いていた、『楽しい街コン』は、
「 \定員のこりわずか!/ 」
「 \キャンセルになりました!/ 」
「 \あんたじゃない番号がカップルだよ!/ 」
「 \番号を呼ばれると思った?/ 」
「 \残念!あんたの番号はないよ!/ 」
ぼくの街コンはこんなにも『素敵な思い出達』をぼくの心に刻み込んでくれたのでした。
さいごに
これはあくまでも、ぼくの話です。
人によっては、
「街コン行ったら彼女が出来ました!」
「街コンのおかげで就職出来ました!」
「街コンのおかげで宝くじに大当たりして人生バラ色です!」
という事だってあると思います。
人生って何が起こるか分からないから楽しいと言うじゃないですか。
あなたにはあなたの物語が存在するのです。(適当)
それにみなさんも心に抱いているはずです。
『街コン行ってみたい』という、
その熱い気持ちは、
けっして、
だれにも止めることは、
出来ないんじゃないかなぁ。
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