ランニングの消費カロリー目安とエネルギーの使われ方【糖質と脂質の関係】
あくまでも目安としてですが、走った時に消費するエネルギー量は、
『体重1kgあたり、1km走るのに、1kcal消費する』
という考え方があるようです。
ランニングの消費カロリー目安
次の計算式で求められます。
体重(kg) × 距離(km) = 消費エネルギー(kcal)
ランニングでの消費エネルギーは走る速さに関わらずほぼ一定になるようです。
計算の例として、
- 体重70kgの人が10kmを2時間で走った時=約700kcal
- 体重70kgの人が10kmを1時間で走った時=約700kcal
というように、速さが違っても消費エネルギーはほぼ同じという事になります。
速く走っても、ゆっくり走っても消費エネルギーはほぼ変わりませんが、
消費エネルギーの使われ方が変わるようです。
走る際のエネルギーの使われ方
糖質と脂質が走る際のエネルギーとして使われます。
場合によってはタンパク質が使われますが、エネルギー源の中心は糖質になります。
糖質と脂質は運動の種類によって様々な割合で使われています。
速いスピードで走る時は糖質が使われる割合が高くなります。
スローペースで走る時は糖質と脂質が約1:1の割合で使われます。
図)運動別エネルギー消費割合の目安
体脂肪をランニングにおいてエネルギーとして使うには、糖質が必要です。
人間は体脂肪だけをエネルギーとして走る事はできません。
脂質をエネルギーに換えるには糖質が必要になります。
糖質は、体内での消化・吸収において、早い段階からエネルギー源として使えます。
また、糖質は体を動かすエネルギー源のほかに、脳のエネルギー源となります。
通常、脂質やタンパク質が脳を動かすために利用される事はありません。
走る際にはエネルギー源となる糖質を十分に摂るようにしましょう。
さいごに
ぼくはダイエットを目的にしたランニングと、糖質制限などの食事制限をしました。
ですが、短期間のみです。長期間はとても続けられないと思いました。
糖質制限中は普段の生活でも疲れを感じました。
脂質などのエネルギーは摂っていたつもりですが、ランニング時はより疲労感がありました。
このまま走ったら倒れるんじゃないかと思ったほどです。
走る前は、カロリーを減らす事を意識しましたが、意識したのはほぼその事だけです。
栄養については特に調べる事もしませんでした。
ここまで糖質はエネルギーとして重要なものだと知りませんでした。
実際に体験し知った事で、しっかり食べるようになりました。
みなさんもしっかり食べて栄養を摂って、無理のない運動にしてください。
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