『パンクしにくい自転車』でも普通にパンクするオワタ ~素人が自転車のパンク修理したら意外と簡単だった~
今回パンク修理した自転車は『パンクしにくい自転車』という、パンクしなさそうな自転車です。(ドンキで2万円ほどで購入)
割と使っていて走行距離もあるせいか、半年位で2度目のパンクとなりました/(^o^)\普通にパンクするオワタ
パンクの原因は釘と針の踏み抜きだったので、さすがにそれらは防げないと言った所でしょうか。
自分のパンク修理のレベル
【 1度パンク修理している所を見た + パンク修理の動画を見た 】というレベルです。
- 1度目のパンクは、子供の自転車のパンク修理しているという職場の方に直してもらうのを見てました
- 今回2度目のパンクでしたが、1度目の修理を近くで見ていた事もあり、動画を見たら自分でも出来そうだったのでパンク修理にチャレンジしました
参考動画
『自分でも出来そう』と思ったら、身内のパンク修理など今後に役立つと思うので、パンク修理を習得しておくのも良いと思いますね。
パンク修理に必要な物
パンク修理の材料は、空気入れ以外は大体『100円ショップ』で揃うはずです。
今回、持っていなかった自転車パンク修理セット、ハンマー、バケツは100円ショップで買いました。(キャンドゥで購入)
- 空気入れ
- 10mmのスパナ
- 自転車パンク修理セット(ゴムのり・タイヤレバー・パッチ・紙やすり・虫ゴムなどが含まれる)
- ハンマーなどの叩くもの
- バケツなど水を入れる容器
- 雑巾やキッチンペーパーみたいな拭くもの
- 空気入れ
足で踏んで空気を入れるタイプですが、一般的な両手で持つタイプの方が普段からも使い易い( ノ∀`)
- 10mmのスパナ(10と書いてあります)
ある程度ナットを緩めたり締めたりできるものでも可。
- 自転車パンク修理セット(100円ショップ)
100円でパンク修理に必要な物が色々入っていてお得!
- ハンマー(100円ショップ)
パッチやタイヤを叩くために代用出来る物で可。思い切りは叩きません。
- バケツ(100円ショップ)
ある程度水を入れられるもの。洗面器などでも可。鍋を使うのは辞めときました(;^ω^)
- 雑巾やキッチンペーパーみたいな拭くもの
手を拭いたり、汚れを拭いたり、手に付いたゴムのりを拭いたり
パンク修理の作業手順
- チューブを外側に出す
- パンク箇所を探し、パンク修理
- チューブを戻す前に【パンクの原因】を探る
- チューブとタイヤゴムを元の形にし、チューブの捻じれ直し
パンク修理作業は自転車を横に倒して進めていきました。
チューブを外側に出す
まずは空気を入れる部分を外していきます。
10mmスパナを使う部分以外は手で外せます。(スパナで外す所は後で外しました。)
この部分で空気が抜けるのを押さえているようです。抜くと空気が抜けます。
抜いたら虫ゴムというゴム部分に損傷が無いか確認しましょう。
損傷があれば虫ゴムを外し、新しい虫ゴムに取り換えましょう
ホイールリム(金属の輪っか)からタイヤゴムの片側を外に出していきます。
タイヤレバーを突っ込んでてこの原理のようにして外し、金属の棒に固定(引っ掛けられる形状であれば)しましょう。
タイヤレバーの形状
1本目のタイヤレバーを固定したまま、2本目のタイヤレバーを突っ込んでスライドさせていきます。
2本目のタイヤレバーでグルっと1週、ホイールリムからタイヤゴムの片側を外していきます。
スライドさせにくい場合は、1本目のタイヤレバーを固定した時のように、てこの原理である程度外に出しましょう。
タイヤゴムの片側をグルっと外したら、中のチューブをタイヤゴムから取り出していきます。
チューブ全体を取り出せたら、チューブに空気を入れてパンクの原因の穴を探していきます。
(チューブは基本的に、タイヤを丸ごと外さないと外せません。)
パンク箇所を探し、パンク修理
チューブを外側に出したら、空気を入れ、水を張ったバケツに入れて、穴空き箇所を探していきます。
空気を入れるために、虫ゴム部と押さえる金具を取り付けて、空気を入れます。
チューブに空気を入れたら、水を張ったバケツにチューブを突っ込んで、穴からの空気漏れを探します。
チューブを水に漬けながら見ていくと、穴が開いている箇所からの空気漏れが確認できました。
(この時、穴は2箇所あり、2箇所から空気漏れしている状態です)
空気漏れの穴の位置を確認出来たら、この穴を塞いでいきます。
穴の開いた所と周辺を紙やすりで削ります。
削ると穴を塞ぐパッチの張り付きが良くなるようです。
削った部分のカスを落としてキレイにしてからゴムのりを塗ります。
ゴムのりを指で塗り広げ、少し乾かします。
塗った後は割とすぐに乾きます。
穴の開いた箇所にパッチを貼ります。
パッチの銀紙を外すと接着面になっています。
ペタっと、グっと。
パッチを貼った後はハンマーなどで軽く叩くと張り付きが良くなるようです。
(思い切り叩いたり、デコボコした場所で叩かないようにしましょう。)
穴を塞いだら、再び水を張ったバケツに入れて、空気漏れが無いかを確認しましょう。
(近くにもう1箇所穴が開いてました。その穴も同様に塞ぎました)
パッチを2箇所に貼り、2箇所の穴が塞げました。
空気漏れが無くなり『パンク修理完了』ですね!
他の箇所にも穴が開いてないかチェックし、空いていた場合は同様に修理しましょう。
チューブを戻す前に【パンクの原因】を探る
チューブを戻す前に、パンクの原因の物体を取り除かないとまた穴が開いてしまいます。
手で触るとケガをする可能性もあるので、手袋などを着用して、タイヤの内側を触ってみましょう。
今回のパンクの原因は『針』のような物が刺さっていたためですね。
取り除いて拡大してみると、こんな感じのが刺さってましたね。
念のため、他にも問題が無いかグルっとゴムの内側を触ってみて、確認していきましょう。
チューブとタイヤゴムを元の形にし、チューブの捻じれ直し
あとは今までの逆順で、元通りに戻していきます。
押さえ金具と虫ゴム部を外してチューブをタイヤゴムに戻していきます。
すべてのチューブをタイヤゴムに戻したら、タイヤゴムをホイールリム(金属の輪っか)にはめ戻します。
外す時はタイヤレバーを使いましたが、元に戻す時は手で戻せる感じですね。
空気入れ部を固定します。
ナット、押さえ金具、虫ゴム部を取り付け、ある程度空気を入れてチューブを張ります。
タイヤを回しながら、ハンマーなどで叩いてチューブのねじれを取っていきましょう。
このあとは普段通りに空気を入れて、作業完了です!
まとめ【画像で見るパンク修理の流れ】
パンクしたまま乗っているとチューブに損傷も
パンクしたまま乗っていたり、パンクしたまま押しているとチューブに損傷ができるかもしれないので気を付けましょう。
動画のように、空気の泡の列が長く続いている箇所がありました。
細かい空気の泡が出ていたのはこの部分なんですが、この状態ではよく分かりませんね。
拡大して見てみると、小さい穴が広い範囲に無数に開いている状態です。
パンクしたまま押し歩いていて、この場所以外にも今後同様の損傷が考えられたので、チューブ交換が必要だと思いました。
広い範囲にパッチを何個も貼って直せるかは試しませんでした。
チューブを交換する動画を見たりはしたのですが、ブレーキやギアの絡みもあって難しそうなので、自転車屋に持って行くことに(;・∀・)
持って行った所では、チューブ交換費用は税込み4180円でした。(チューブ代880円+工賃3300円)
チューブは安いですが、工賃は結構しますね。
さいごに
パンク修理作業にかかった時間は40分~1時間くらいでしょうか。
ずっと座っての作業だったので腰が痛くなりました(;^ω^)
パンク修理の作業をやってみると、結構簡単だった気がします。
次やるときは今回よりももっと早くパンク修理が出来そうですね!
それではみなさんも楽しんでお過ごしください。