通勤・帰宅ランニングを取り入れて思ったメリットとデメリット
最近ではダイエットを意識したり、健康に気を遣う方も多くなってきたと思います。
自由時間を使ってジムに通ったり、ウォーキングやランニングを始める方も増えてきたのではないでしょうか。
今回は、通勤・帰宅にランニングを取り入れて思った事を書いて行きます。(以下通勤ランに省略)
ただし、もしこれから始めようと考えている場合は、
以下の前提条件を満たしていないと実践するのは難しいと思います。
- 自身が通えると判断できる距離
- ある程度の体力がある
- 仕事の残業が無い、または少ない
- ごはんをしっかり食べている
- 睡眠時間をしっかり取れている
また、安全への配慮と、ケガには注意しましょう。
通勤ランによるメリット
- 健康的
- 通勤時間=運動時間
- 公共機関より早い?
- 通勤費用の節約
などです。
体を動かすので健康的
通勤ランは車や電車やバスなどの乗り物を使わないので、日常的に体を動かす機会を作れます。
通勤ラン以外の体を動かす通勤方法として、徒歩や自転車もあります。
どれも継続する事が出来れば健康的だと言えます。
これらを取り入れる場合には、安全に無理なく継続できる方法を検討してみましょう。
通勤・帰宅時間を運動の時間にあてられる
通勤方法=運動なので『通勤しながら運動出来る、一石二鳥の方法』だと思います。
一般的に運動する場合、仕事終わりや帰宅後、または休日などの自由時間を使い運動していると思います。
日常的に運動の時間を設けている場合、それを通勤・帰宅時間で済ませられます。
極端な例となりますが、
- 『帰宅後に1時間走っている』けど通勤にはバスを使っている場合と、
- 『通勤・帰宅それぞれ30分走って通う』のは、運動量的には似たようなものではないでしょうか。
上のように、毎日、自由時間を使って1時間走っている場合は、
通勤・帰宅時間でそれを達成できている事になります。
自由時間が増える?
これはあくまでも、日常的に運動をしている人の場合ですので元々運動しない方には当てはまりません。
日常的に、自由時間を使って運動していたものを、
通勤や帰宅時間を運動時間にあてて、それまでの自由時間が空くようになったという意味です。
普段から運動をしない人であったり、
『 自由時間 > 運動時間 』のように、
普段の生活上、運動時間よりも自由時間を重視する方には当てはまりません。
ぼくは普段から運動したいと考えつつも、自由時間を重視しています。
現在、通勤・帰宅ランで合わせて2時間近くかかっているので、
自由時間が少なくなったと感じています。(バスや電車通勤より速いですが)
ランニングは意外と早い
ぼくの場合、仕事場までの距離は片道約8kmで、信号は約25箇所です。
下の表はグーグルマップなどを参考に、あくまでもぼくの場合ですが、通勤方法を比較したものです。
バスと電車を利用する場合は徒歩の想定です。なお、現在車はありません。
通勤方法 | 通勤にかかる時間 | 費用 |
歩き | 約1時間40分 | 無し |
ランニング | 約55分 | 無し |
自転車 | 約30分 | 購入費 |
バス | 約38分(徒歩2分+バス29分+徒歩7分) | 380円 |
電車 | 約59分(徒歩13分+地下鉄15分+徒歩31分) | 310円 |
車 | 約21分 | 色々 |
上の表で見るとバスは早いですが、実際は本数が少なく、退勤時間によってバス待ちの時間が発生します。
ランニングは遠回りする必要も、待ち時間も無いですし、意外と早いと思っています。
自転車はランニングよりも倍くらい早いです。カロリー消費は約1/3くらいですね。
通勤費用節約
車、電車、バスなどにかかる通勤費用が節約できます。
通勤手当が全額支給される場合は、メリットにはならないですね。
ぼくの場合は、派遣ですが通勤手当が固定で支給されます。(走った場合について確認済み)
バス通勤の想定で支給されていて片道380円。往復760円。
走った場合は月にすると約15200円節約出来る事になります。
デメリット
- 疲れる
- 時間がかかる
- 荷物分の負荷が増える
- 信号待ちで止まる事が多い
- ルートによって人が多い
などです。
体を動かすので疲れる
通勤方法=運動なので、疲労を感じるかもしれません。
そうならないように、普段からごはんをしっかり食べて、
睡眠時間も十分にとって体を休めましょう。
残業が多い方などは、個人的に通勤ランはおすすめしません。
他にもっと速い通勤方法がある
一般的にはランニングよりも自転車は早いですし、車やバイクは更に早いです。
- 車・バイクは通勤にかかる時間が短く、自由時間がより取れます。
- 徒歩・ランニング・自転車は時間がかかりますが健康的な方法です。
運動や健康、趣味などの自由時間、何を優先させるかは人それぞれです。
自分自身の場合は、何を重視させたいか今一度考えてみましょう。
荷物の分だけ負荷が増える
通勤ランニングでは、仕事に必要な荷物を持って走る事になります。
何も持たないランニングと比べ、荷物が走る際の負荷になります。
荷物の重さ、走る距離、速さによって、足への負担が大きくケガに繋がるかもしれません。
ぼくの場合は、着替えを入れたり、弁当や水筒や作業着を入れて、
日によりますが荷物の重量は3.4kg~5kgありました。
ケガに繋がりやすい?
通勤・帰宅ランニングを始めて、痛みが出た部位が何カ所かあります。
荷物があるせいか負荷が高くケガしやすいのかなと感じています。
普段から運動しない方であればまずは歩いたり、ゆっくり走る事から、徐々に体を慣らしていった方が良いと思います。
信号が多く時間がかかる
歩行者用の青信号は車の信号と比べ、渡れる時間が短いです。
横にも信号はあるため、赤信号で待たされる事が多いです。
十字路の場合、信号は前と横にあるので、半数以上の信号で待つ事になるはずです。
渡れると思っていても意外と赤信号に変わるのも早いので、諦める事も多いです。
車が来なければ赤信号で渡る事も出来ますが、時間帯によっては小学生なども歩いています。
小学生などに悪影響を与えないように、信号待ちの時間は休憩やストレッチと考えるのも良いでしょう。
洗濯物が増える
通勤ランは汗をかくので、帰宅後は毎回洗濯する事になると思います。
着る物を複数持っていれば毎回洗濯せずに済むかもしれません。
ぼくの場合は、走る用の服をほぼ持っていないので、
帰宅後に洗濯して乾かして、朝にはなるべく着れるようにしています。
帰りが遅く疲れた日などは洗濯するのも面倒に思う事もあるかもしれません。
さいごに
帰宅ランニングを取り入れて思った事についてまとめました。
始めの方にも書きましたが、以下の前提条件を満たしていないと実践するのは難しいと思います。
- 自身が通えると判断できる距離
- ある程度の体力がある
- 仕事の残業が無い、または少ない
- ごはんをしっかり食べている
- 睡眠時間をしっかり取れている
通勤ランでは信号の待ち時間が発生するものの、今の勤務地だと個人的にはバスや電車より早いです。
ですが、荷物もあるので距離によっては足への負担が大きいです。
もし、痛みが出るようだったら他の通勤方法に切り替える方が良いでしょう。
その後・・・
そんなこんなで、通勤ランを約1カ月半継続しましたが、
ヒザ痛で走るのも、歩くのも辛くなってしまいました。
色々な箇所に痛みが出ましたが、大体は走っていても回復してきました。
こうなってしまうと、健康だとか言ってられないですね(;・∀・)
約2カ月間、毎日平均10km走っていて自信はあったのですが、悔しいです。
ですが、こういう経験も出来て良かったです。痛みが引いたらまた走ります。
それではみなさんも無理せず元気に過ごしてください。
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