第二種電気工事士に受かるために優先して欲しいこと【筆記は過去問・技能は動画】
第二種電気工事士は受験申込期間の約2か月後に学科試験があります。
学科試験の約2か月後に技能試験があります。(試験日程等のご案内)
第二種電気工事士を受けて思った、受かるために優先して欲しいことは以下の通りです。
1.学科試験は【過去問】を解く
筆記試験は過去問の解き方をテキストやネットで調べて解き方を覚えるのが最も効率が良いと思いました。
【問題】令和4年度第二種電気工事士上期筆記試験【午前】
【問題】令和4年度第二種電気工事士上期筆記試験【午後】
【問題】令和3年度第二種電気工事士下期筆記試験【午前】
【問題】令和3年度第二種電気工事士下期筆記試験【午後】
2.技能試験は【動画】で覚える
技能試験は事前に動画を見ておくことでスムーズに作業を進められるはずです。
日本エネルギー管理センター事務局で学科や技能などの試験に関する動画が見れます。
技能試験におすすめの工具
このページに貼っている技能試験の動画でも使用しているものです。
これ1本で3つの役割がこなせます。
- ケーブルの外装と被覆剥き
- ペンチ
- スケール
これのおかげで10分余裕を持って終わらせられたとも思えます。無いとギリギリかもしれません。
ぼくの隣の席の方は、時間内に終わってませんでした。
技能試験は電工ナイフで挑もうと思っていたのですが、試験合格者に説得されて買いました。
電工ナイフとペンチとスケールを使っていたら時間内に終わらなかったかもしれません。
ちなみにこちらの工具、ホームセンターで買った時は税込み4378円でした。
アマゾンで見た時は2900円でだいぶ安かった・・。
学科試験は【過去問】を解く
学科試験に受かる事を第一目標にする場合には、過去に出題された問題を参考にして問題の解き方を調べるのが良いと思います。
第二種電気工事士で出題されたこれまでの過去問題は【第二種電気工事士試験の問題と解答】で確認できます。
過去問の解き方をテキストやネットで調べて解き方を覚えるのが最も効率が良いと思いました。
動画の方が自分には合っているという場合には日本エネルギー管理センター事務局でも学科試験の勉強が出来ます。
ぼくの場合、学科試験の過去問題のPDFをUSBメモリに保存してコンビニで印刷しました。
そうして印刷した過去問に解き方を調べてメモしました。
ぼくは第二種電気工事士を受けるにあたり、テキストを読む所からスタートしました。
このテキストでは電気の基礎理論から始まります。
ぼくは高校は電気科だったのですが、基礎理論は正直難しくて全然理解できませんでした(;・∀・)
(電気科卒業なら高校に行けば学科免除申請も出来るはずですが)
テキストを最初から最後まで読むと時間がかかる
知識0から全てを理解しようとすると挫折すると思います。
これまで電気について勉強した事があるならまだしも、電気を全く知らない場合、基礎理論やらを理解するのは難しいです。
計算式も多く出てくるので理解するのに時間がかかってしまいます。
という事で、まずは学科試験に受かる事を優先すべきだと思います。
第二種電気工事士に受かった後も電気に興味がある場合に、改めてテキストを読み返せば良いと思います。
とは言っても、テキストがあって良かった事はもちろんあります。
テキストがあって良かった事
- お姉さんが可愛い
- 計算式が載っている
- 過去問と解き方が載っている
- 器材や工事用具の名称と用途が載っている
- 図記号が載っている(スイッチ・コンセント・照明・配線・器材など)
など、過去問を解くにあたり、やはりテキストはあって良かったです。
技能試験は【動画】で覚える
こちらの動画は、実際の候補問題に近い内容を最初から最後まで動画で解説してくれるのでとても分かりやすいです。
これを見た人なら技能試験合格出来るレベルってくらいの動画だと思います。
技能試験は13ある候補問題のどれか一つが全国で出題されているようです。
ですので、万全を期すなら、気になる動画は全て見て理解しておくと良いでしょう。
電気工事経験者でも落ちた
ぼくは以前電気工事職を経験していたのですが、技能試験で何回か落ちています。
落ちた理由としては、仕事で経験しているので全く勉強をしていなかったからです。
今回は受かるつもりで動画を見たのですが
- 記載された電線の長さ
- 器具部に必要な電線の長さ
- ジョイント部に必要な電線の長さ
- 接続に必要な心線の長さ
などの技能試験で必要な電線の長さについて全く理解していませんでした。
必要な長さなどを事前に知っているのと知らないのでは全く違いますね。
電気工事経験者だからと勉強や練習をしていないのでは、試験に落ちて当たり前でした。
技能試験の練習も実際の試験も、事前に動画を見ておくことでスムーズに作業を進められるはずです。
技能試験の練習も必要
動画を見たら、自分で実際に触って練習して間隔を掴むのも必要だと思います。
ただし、技能試験や練習に必要な物を自分で全て揃えるとなると、結構かかります。
技能試験では工具を持参する必要があるので工具は必須です。
まずは身内や知り合いに工具や材料を貸してくれたり、電線をくれる人が居ないか当たってみた方が良いかもしれませんね。
すぐに必要な時はホームセンターで工具や材料、電線の1m単位売りなどが買えます。
ただし、ネットで売っている物とホームセンターで売っている値段を見比べた方が良いかもしれません。・・ホームセンターの方が高かったので。
さいごに
第二種電気工事士に受かるために優先して欲しいことについて書きました。
筆記試験は過去問の解き方をテキストやネットで調べて解き方を覚えるのが最も効率が良いと思いました。
技能試験は事前に動画を見ておくことでスムーズに作業を進められるはずです。
それではみなさんも目標に向かって頑張ってください!